慌てた!困った!フランス旅行の失敗談

たくさんの素敵な体験ができたフランス旅行。でも、多くの失敗も経験しました。あれだけ念入りに準備していったのに、と落ち込みましたが、今振り返ればいい経験だったとも言えなくもありません(笑)

ここでは、そんなやらかしちゃった失敗談をまとめて紹介します。旅の参考にしても良し、ばかだなーと笑うのも良しです。ご自由にお楽しみください!!

【失敗談①】すられた?オランジュリー美術館で財布がなくなった

オランジュリー美術館でモネの睡蓮の8連作を見ることは旅の目的のひとつでした。しかし、ここで予備のカードやパスポートのコピーが入った財布を失くすという冷や汗もののアクシデントに見舞われてしまいました。

ことの発端は入り口で背負っていたリュックを預けるように言われたこと。表にファスナーがないスリ対策ばっちりのリュックに、財布やパスポートを全て紐でつないでいた私は、たまたま持っていた小さな手提げかばんに貴重品を全て移し替えることになりました。後ろには大勢の人がいるし、カウンター越しにはスタッフが預かろうと待ち構えています。貴重品を取り出すにはとっても嫌な状況です。

慌てながらなんとか荷物を移し替えて入場し、モネの睡蓮をたっぷり堪能できたのですが、退館後にお財布がひとつないことに気が付いたのです。

可能性としては、①鑑賞中にすられた②落とした③リュックから移し替え忘れて預けてしまい美術館スタッフに盗まれた、という3点が考えられたのですが、自分の記憶もあいまいで、言葉が通じない状況で訴えるのは時間も気力も使うと考え、即カードの利用停止をしてあきらめることにしました。

幸いにもカードを使われるという被害もなく済みましたが、「パリ怖い」という気持ちと、自分のふがいなさとがないまぜになり、しばらく放心して旅を楽しめなくなってしまったのは事実です。

そしてつい先日、フランス大使館から電話があり、落とし物として届けられていると連絡をもらいました。失くした日からすでに2ヶ月近く経っているのでとても驚きました。やはりオランジュリー美術館で見つかったそうです。でも一体、こんなに長い間どこにあったのでしょう。謎です。

モチコ

オランジュリー美術館にはリュックで行くのはやめましょう。さほど大きいリュックでなくても、預けるように言われている人がちらほらいました。オランジュリー美術館はルーブルやオルセーと比べて混雑しないので、つい気が緩んでしまったのも反省点です。

【失敗談②】ルーブル美術館前の通りで集団スリに囲まれる

ルーブル美術館前の通りで噂の集団スリに囲まれました。10代の少女が5~6人、ルーブル美術館に向かう私と息子のほうに前から近づいてきました。1人が息子の斜め掛けバッグの上に紙を広げて視界を遮り、別の1人がバッグに手を伸ばしていました。手口は知っていたので、息子はその手を払いのけ事なきを得たそうです。けっこうな力で払いのけたので、少女は驚いて声をあげたそう。でも泥棒にはそれくらいしても良いですよね。

その間私は、なぜか落ち着いて息子と息子に撃退される少女たちを冷静に見ていました。「ネットで見た通りの手口だ。本物だぁ」なんて思いながら。でも少しは加勢しましたよ。けっこう大きな声で「NOOO!!!」と叫んだり。

後から聞いたのですが、私が息子とスリ少女の成り行きを見たり、叫んだりしている間、二手に分かれた少女数人が私の背後に回りリュックに手をかけようとしていたそうです。しかし、リュックにファスナーがなかったためあきらめた様子。注意をそらしてその間に盗むという手口は知っていたのに、私自身は自分の背後で行われていたことにまったく気づけませんでした。

モチコ

オランジュリー美術館で財布を失くしたのはこの数日後です。スリを未然に防いだというおごりがこの時生まれてしまったのかもしれません。

【失敗談③】ルーブル美術館に再入場できるという情報はウソ!?

ルーブル美術館についてリサーチしていると「ルーブル美術館は再入場できるので、ランチに外に出てもOK」という情報を多くみかけました。そこで、朝9時入場の時間指定チケットを公式サイトで購入し、ランチには近くのガレット店を予約して午後もたっぷりルーブルを楽しむ予定を組んでいました。

ところが、出発直前に「時間指定予約のチケットは再入場できない」と書いているサイトを見つけてしまい、不安に。そこでルーブルの公式サイトを隅々まで読んでみると以下のような文章を見つけました。

ピラミッド中央出入口あるいはポルト・デ・リオンから退館されますと再入場はできません。

ルーブル美術館公式サイト

ならばこの出口から出なければいいのよね、と少し安心したものの、日本の当たり前が通じないフランスです。古い情報だったりするかもしれないので入国初日、送迎を頼んだ日本人ガイドさんに聞いてみることにしました。

すると、「多分できないけど、ルーブルのスタッフに聞いてみて。でも1人じゃだめ、3人には聞いてね。みんな違うこと言うから」との回答が。日本では考えられないけれど、適当な答えを言うスタッフもいるということですよね。知らなくても堂々と案内しちゃう感じなのかも。

そこで当日、つたない英語を使ってルーブル美術館のインフォメーションスタッフに聞いてみました。すると答えは、

「うーん、よくわからないけど、たぶん無理」

あと2人に聞けといわれたけれど、なんだか面倒になり、ルーブルに再入場できないことと、ランチにガレットを食べられないことのどちらがダメージが大きいか検討した結果、ガレットをあきらめることにしました。お金は支払い済みだったのでちょっと悲しかったデス。

モチコ

ツアーならガイドさんがいますが、個人旅行では正確な情報を得るのが意外と大変です。こんな経験も含めて海外旅行なんだと受けとめられると良いかもしれませんね。

【失敗談④】なぜなの?サンラザール駅からヴェルサイユ宮殿にたどり着けなかった件

フランスに行ったらヴェルサイユ宮殿は見逃せないスポットですよね。ホテル目の前のサンラザール駅からは、国鉄(SNFC)のトランシリアンL線を使い、直通35分で最寄り駅に着けるとの情報を得たので、そのルートで行くプランを組んでいました。入場の混雑を避けるために、宮殿に入れば後は自由行動というツアーも予約しました。

ところがです、当日の朝サンラザール駅でヴェルサイユ・リブ・ドワット駅(Versailles-Rive-Droite)行きの切符を発券しようとすると、「ありません。」の文字が…。何度やっても同じで、刻々と時間は過ぎていきます。

もしや、情報はウソだったの?(いや、フランス政府公認・通訳ガイドさんが2019年1月にあげた動画で紹介していたのよ)。まさか、工事中で通れないとか?(でも確認しようがない。言葉がワカラナーイ)。

急遽もう一つのルート、RERのC線で行くことにしたのですが、ここでも、最寄りのヴェルサイユ=シャトー駅(Versailles Château RG)行きの電車が見つかりません。ミュゼ・ドルセー駅で足止めをくらい、駅員さんに聞いてみるものの「ここからはいけない」「乗り換えろ」とそっけなくいわれるだけ。

この時点ですでにツアーの予約時間を過ぎていたのと、RERc線の雰囲気が暗くて怖く、これ以上迷うとことに不安を感じたので、予定を変更し今いる駅にある「オルセー美術館」に行くことにしました。

階段を上がって地上に出ると、目の前にオルセー美術館が。ちょうど開館時間少し前で、あまり並ばずに入館することができました。オルセー美術館で素晴らしい作品をたくさん鑑賞し、素敵なカフェとレストランにも行けたので、結果的に素敵な一日になりました。

しかし、サンラザール駅からヴェルサイユ宮殿に行く電車がなかったのは、いまだに理由がわかりません。

モチコ

ヴェルサイユ宮殿は郊外にあるので、パリ初心者の私が自力で向かうのは無理があったのかもしれません。どうしても行きたいスポットは、ツアーで連れて行ってもらうのが一番だなとしみじみ思いました。

【失敗談⑤】ディズニーランドからホテルまでの送迎車が来ず、Uberで命拾いした話

パリのディズニーランドもフランスに行ったら外せない観光スポットです。一生に一度のチャンスかもしれないと、旅の日程に組み込みました。しかし、ここでも大きな失敗が…。

パリのディズニーランドでは閉園時間から名物のプロジェクトマッピングショーが開催されます。このショーを見てから帰りたかったので、帰りは治安が心配なRERのA線ではなく、ホテルまで車で送ってもらうツアーを予約しました。

ただ、口コミを見ると待ち合わせ場所がわかりづらかったり、ドライバーに会えず結局電車やタクシーで帰ったという声がけっこうな数寄せられていて、少し不安を感じていました。

そしてその不安は的中してしまいました。約束の時間の20分前から待っていたのに、一向にドライバーは現れません。停まっている車のドライバーに一人ずつ聞いてみたり、タクシードライバーの客引きを交わしたりしながら根気強く待ったのですが、そのうちひとけがなくなってきてしまいました。

時間ばかりが経ってしまうので、治安は心配だけれどRERのA線で帰ろうと決心しましたが、なんと駅は真っ暗。運航しているようには見えません。確かめようにも人がおらず…。この旅で一番追い詰められました。とにかく怖かった。

そこで、念のためにダウンロードしておいたUberを恐る恐る使ってみることにしました。初めてだし、言葉の通じないパリだし、第一本当に来てくれるのか心配でしたが、もうこの方法しかありません。

心配は杞憂に終わりました。すぐ近くにドライバーがいて、3分ほどで到着。停車している場所が地図上に表示されているので、そこ目指して歩いていくとドライバーさんが表に出てきて「モチコ?」と声をかけてくれました。

神の登場です。救いの神です。渾身でイエスと答えると、無事車内に案内されホテルに帰ることができました。快適な40分ほどのドライブでした。

使う予定のなかったUberでしたが、念のためとダウンロードしておいたあの時の自分をほめたいです! Uberがなかったら、タクシーにのってぼったくられたり、帰れずに一晩恐怖に震えて過ごしたかもしれません。

その後、予約したツアー会社になぜこんなことになったのかメールで問い合わせをしました。すると、なんと午後10時に予約したはずなのに、午前10時に迎えにきていたとのこと。

日本語で申し込みできるものの、請け負うのは現地の会社と現地ドライバーさんのツアーでした。調べてもらったところ、夜間の枠で申し込みがされていたが、希望時間が22時ではなく10時になっていたので10時に迎えに行ったとのこと。ただ、夜の枠で申し込んでいるのに10時でいいのか確認しなかった責任はあるので、返金できるかどうか交渉してみるとの回答をいただきました。

私の思い込みによるミスでもあるので(夜の枠を選ぶ→希望時間の選択リストを開く→すぐ出てきた10時が夜の10時だろうと思い込み、下までスクロールせずに選択)、返金は無理かなとあきらめていましたが、後日支払った金額の半分ほどを返金してもらえました。痛み分けという判断をしてもらえたようです。

モチコ

Uberはぜひダウンロードしておくことをおすすめします。使わなければタダですし、帰国後はアンインストールしてしまってもかまいません。ディズニーランドからサンラザール駅まで料金は約65€でした。安全を買ったと思えば安いものです。本当に助かったので、チップを2€プラスして支払いましたよ。

【失敗談⑥】rerA線の切符検査であわや罰金

RERのA線に乗ってディズニーランド・パリへ向かう途中、噂の検札を受けました。何も不正はしていないので堂々と切符を見せると、機械に通したあと「NO」と言われ、切符を返されました。

どういうこと??と焦りましたが、何も不正はしていないので「from Auber」と乗った駅を告げて切符を押し戻す私。

すると女性の検札官は切符の裏に何か書き込みをし、切符を返してきました。どうやらOKがもらえたようです。

その間、女性の検札官と男性の検札官はおしゃべりしたり、笑いあったりしていました。私は「まさか罰金!?」と恐怖感があったので、正直不愉快に感じてしまったのは否めません。

【失敗談⑦】メトロチケットが何度やってもエラー。フランスの美少年に助けられた話

メトロを使ってあちこちに移動した今回のパリ旅。一度、切符が改札機を通らず、途方に暮れてしまう体験をしました。私はすんなり通ったものの、息子が何度やってもエラー。改札機を変えても同じ。

すると、パリの美しき少年が持っていたパスのようなものをかざし、息子を通してくれたのです。フランス人のやさしさに触れた経験でした。

後日ネット検索してみたところ、切符のエラーは頻繁に起こるようで、前の人に「エラーが出ちゃったから一緒に通してね」とお願いするのはフランス人にとっては珍しくないことなんだとか。でも観光客はそんなお願いもできないし、窓口で説明するのも難しいですよね。あの時の少年には感謝しかありません!

【失敗談⑧】帰国した夜に発熱!インフルエンザウィルスを家族にまき散らした件

 

いろいろあったけどとっても楽しかったフランス旅行。無事帰国したのですが、その晩私は39度越えの高熱を出してしまいました。1日寝て下がらなかったら病院に行こうと考えていたら、ちょうど義母から電話が。

夫が私が熱を出していると伝えると、海外旅行慣れしている義両親は「海外行った後の熱はやばい」と二人で駆けつけてくれ、病院に連れて行くと申し出てくれました。

私は心臓の持病がある義父や、毎日生き生きと畑仕事をしている義母にうつしてしまうのがとても嫌でしたが、来てくれた以上追い返すこともできず、マスクをしてもらい病院に連れて行ってもらうことにしました。

すると検査の結果、インフルエンザAと判明。9月上旬なのにまさかのインフルエンザです。病院に連れて行ってくれた義両親には本当に感謝でした。

我が家では風邪をひいたりすると、家族にうつさないように個室に隔離するようにしています。今回もインフルエンザということで、私はベッドに寝たまま、できるだけ家族と接触せず、食事なども部屋に運んでもらい、家事も夫と息子にお任せしていました。

しかし、病院に行った日から2日後、まず義両親がそろってインフルエンザに感染したとの連絡が。その翌日には息子も発熱し、インフルエンザAと診断されました。

インフルエンザはマスクをしていてもうつるという記事を読んだことがあります。それは本当かもと感じました。マスクをしても、隔離しても、うつってしまうほどの感染力。恐ろしいです。

モチコ

熱にうなされながら、こんなに感染力が強いのはフランス産のインフルエンザだからなの?とぼんやり考えていました。いやいや、そんなことはないですよね。

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