だんだんと気温があがってくると、ほしくなってくるのが冷たい飲み物。
ゴクゴクと喉をとおる感覚は最高に気持ちが良いですが、「体を冷やしちゃうかな」と心配になる女性は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、『体を冷やす飲み物、温める飲み物』の大特集!
調べてみると、意外なものが体を冷やしてしまうこともわかりました。
さっそく詳しく見ていきましょう。
ひんやりが気持ち良い☆体を冷やす飲み物
まずは体を冷やす飲み物一覧です。
体を温める飲み物に比べて「よくないヤツ」扱いされがちですが、夏の暑い時期に飲むのは理にかなっていますし、熱中症の時にも強い味方になります。
- 水…常温でも体は冷えると言われています
- 緑茶…不発酵茶のため
- 麦茶…原料の大麦は体を冷やす働きがあるため
- 牛乳…白いものは体を冷やすとされています
- 豆乳…白い飲み物です
- コーヒー…飲みすぎると体を冷やすものの、適量なら血行促進の効果もあり
- ジュース…南国の甘いフルーツは体を冷やすと言われています
- スポーツドリンク…砂糖が体を冷やすため
- ビール…原料の麦が体を冷やします
- ウィスキー…原料に大麦が含まれます
- 麦焼酎…大麦が主原料のため
心まであったまる♪体を温める飲み物
続いては、体の芯まで温まる飲み物一覧です。冬だけでなく、風邪をひいたときにも活用できますね。
- 紅茶…発酵茶のため
- ウーロン茶…半発酵茶でポリフェノールが血行を促進する
- プーアル茶…発酵茶のため
- ルイボスティー…発酵茶のため
- ほうじ茶…ピラジンが血行を促進する
- ココア…カカオポリフェノールが血行を促進する
- 赤ワイン…ポリフェノールが血行を促進する
- ブランデー…ポリフェノールが血行を促進する
- 日本酒…原料の米が体を温める働きがあるため。また、アデノシンが血管の収縮を妨げて体温を維持する
- 紹興酒…原料のもち米が体を温める作用があるため
見分けるポイント
個別に温める飲み物、冷やす飲み物を覚えてしまえば一番ですが、「あれ、この飲み物はどっちだったけ?」となることも予想できそう…。
そんな時のために、見分けるポイントも知っておくと便利ですよ。
- 発酵しているものは温める/不発酵は冷やす
- 色が濃い物(赤・黒・黄色)は温める/色が薄い物(白)は冷やす
- 原料が米の飲み物は温める/大麦は冷やす
- 寒い地域で育った原料は温める/熱い地域で育った原料は冷やす
例外はあるので、大まかな判断方法としてくださいね。
体を冷やしてしまう飲み物をカバーするワザ
体を冷やしてしまう飲み物も、ちょっとした工夫でカバーできます。こちらも覚えておくと便利ですよ。
- 白砂糖ではなく、はちみつや黒糖、てんさい糖を入れて飲む
- しょうがを加えて飲む
好きな飲み物が体を冷やしてしまう場合でも、飲むのをあきらめることはありません!
要注意!ホットでも体は冷える
寒~い冬に温かい飲み物がたっぷり入ったカップを手にすると、ちょっとしたしあわせを感じますよね。
でも、気をつけたいのは『ホットで飲む=体が温まる』というわけではない点です。
上の方でもお話ししたように、緑茶や牛乳は体を冷やす飲み物です。
熱い緑茶やホットミルクにしたからといってその性質が変わるわけではないので、体が温まったと感じるのは一時的なものになります。
ホットコーヒーはカフェインが血行を促進する働きがあるので、適量なら体も温まりますが、1日に何杯も飲むと体は冷えてしまいます。
モチコ
最後におさらい
- 冷たいから体を冷やす、ホットだから体を温めるとは限らない。
- 原料の性質によって作用は異なる。
- 体を冷やしたくないなら、緑茶よりほうじ茶。ホットミルクよりココア。ビールより赤ワインがおすすめ。
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