ゆうべ、長く保温したご飯が大量に残ってしまい、「いっちょ焼きおにぎりでも作るか」と思い立ちました。
でも、主婦歴20年以上の私、
焼きおにぎりがうまく作れません!!
その理由は、
- フライパンで焼いているうちに崩れてしまう
- ハケを持っていない
- 小皿に入れたタレに何度もつける作業が面倒
といったこと。
調べてみると、焼きおにぎりが崩れてしまう人はけっこういるようで、その対策として
- 握ってから完全に冷まして(冷蔵庫に一晩入れて)焼く
- ぎゅーっと握れば崩れない
- ひっくり返すのが早すぎる
というアドバイスが見つかりました。
でも、残ったご飯をぱぱっと片づけたいから焼きおにぎりを作ろうとしているのに、一晩待つなんてじれったいし、いくらぎゅーっと握っても崩れるし、ひっくり返す前にすでに崩れてきてるし……で、どうも解決策にはならないようでした。
しかし、目の前のフライパンには、まるでお釈迦さまが鎮座した蓮の花のようにパカーンと花開いた焼きおにぎり5つ……。
さてどうしましょう。
そこで半ば破れかぶれで、フライ返しで全部崩してしまいました。
「ええい。崩れようとするのを無理やり抑えるから無理が生じるのじゃ。
思いのままに崩れるがよい」
といった心境です。
和風焼きめしとして食べさせても良いかしらん、という考えもよぎったのですが、あるアイディアが思い浮かびました。
そして生まれたのが『焼いてからおにぎり』です。
恐る恐る食べてみると、もう、すっごくおいしい♪
焼きおにぎりの香ばしさが一口ごとに感じられて、表面だけこんがりしている普通の焼きおにぎり以上のおいしさです。
焼きおにぎりが崩れて上手く作れないという人、ぜひ試してみてください! モチコの超おすすめです。
崩れない焼きおにぎり『焼いてからおにぎり』の作り方
内釜に残ったご飯をそのまま味付けします。面倒じゃないのが一番ですよね♪
材料
残ったご飯
めんつゆ 適量
しょうゆ 適量
ごま油 少々
作り方
- STEP.1残りご飯にごま油を一回しして混ぜる
- STEP.2めんつゆと醤油で好みに味付けする
- STEP.3熱したフライパンに2を入れ、フライ返しで押しつけるようにして、こんがり焼き目をつける
- STEP.4フライ返しでご飯を返して、反対側にも同様に焼き目をつける
- STEP.5めんつゆを一回ししておこげを作ったら、皿にとって粗熱を取る
- STEP.6握って好きな形のおにぎりにしたら完成!
おいしく作るコツ
味付けは、めんつゆ1:しょうゆ2くらいの割合がおすすめです。しょうゆが多い方が焼いた後、より香ばしくなります。甘めが好きな人はめんつゆが2でももちろんOKですよ。
ごま油が入っているので、焼く時に油はいりませんよ。
チャーハンのように、絶えずご飯を混ぜる必要もなく、むしろ抑えつけてこんがり焼き目をつけましょう。
反対側に焼き目をつける時にも、お好み焼きのように一気に裏返す必要はないので、フライ返しですくえる分だけ適当に返していけばOKです。
ここでまんべんなくこんがりさせることで、焼いてからおにぎりの真骨頂「どこを食べても香ばしい」というおいしさが生まれます。
最後に、めんつゆでつくったおこげがさらにおいしさをアップ!ハケで丁寧にタレをぬった焼きおにぎりに負けない味になります。
モチコ
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