「健康のためにバランスの良い食事をしましょう」
みなさんもこの言葉は幾度となく聞き、目にしてきたことでしょう。
確かにそのとおりなんですが、いざ実行しようとして
「はて、どんな食事がバランスがいいんだっけ?」
「バランスの良い食事の献立を考えなくちゃ…はぁ~」
と悩んでしまった経験もあるのでは?
一般的に、バランスの良い食事を揃える方法とされているのが、栄養素で食材を選ぶ方法。
タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンなどをまんべんなく摂る方法です。
もう一つが、色で判断する方法。
赤、緑、黄色などカラフルな食材が揃えば、自ずと栄養バランスが整うとされています。
ハッキリ言ってどちらもちょっと面倒ですが、百戦錬磨の主婦の皆さんなら完璧とは言わないまでも自然と行っているかもしれませんね。
ですがもう一つ、バランスの良い食事には大事なポイントがあります。
それは「量」。
特に、野菜は1日にどれくらい食べればいいのか、気になる人は多いと思います。
そこで今回は、『バランスの良い食事を簡単に目で計測する方法』についてお話しします。
量りなんて必要ない簡単な方法だから、覚えておくと一生役立ちますよ!
お皿の数ではかる
3皿(主食+おかず+野菜)を必ず揃える
一番簡単な方法です。内容は気にすることないので、
- 主食
- おかず
- 野菜
の3皿を揃えるだけでOK!
気軽に始めてみたい人におすすめです。
野菜は1日小鉢5皿分とする
野菜の量が足りているか心配な人におすすめの方法がこちら。
1日に必要な野菜は大人で350gとされていますが、これを小鉢の数で計測します。
小鉢1皿に入る野菜の量は大体70gになるので、5皿食べれば1日分の量がクリアできます。
一度に食べる必要はなく、例えば
- 朝1+昼1+夜3=5
- 朝2+昼1+夜2=5
- 朝0+昼2+夜3=5
などに分けてOK。トータルで摂れていれば組み合わせは自由です。
この方法なら、家族の食事を用意するときにお皿の数で目安が付けられるので、主婦も助かりますね。
手のひらではかる
手のひらではかるこの方法は、体格に合わせた量がわかるのがメリットです。
体の大きい男性も、適量が簡単にわかります。
単身赴任のご主人や一人暮らしの息子さんに教えてあげると喜ばれるかも!
具体的には1回の食事につき、
- 主 食:両手にのる量
- おかず:片手にのる量
- 野 菜:両手にのる量
とします。
実際にのせてみると体感できるので、一度試してみてください。
あとは目分量でわかるようになります。
モチコ
最後におさらい
- 主食、おかず、野菜の3皿を揃えるとバランスの良い食事になる。
- 1日に必要な野菜は「小鉢5皿分」。朝昼晩に自由に組み合わせて食べればOK。
- 体格に合わせた量は手のひらではかれる。主食と野菜は「両手にのる量」、メインのおかずは「片手にのる量」と覚えると良い。
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